お知らせ
アドバンストロボティクス研究センター講演会のお知らせ
講演会「力学特性を考慮した人間の動作解析」
高知工科大学アドバンストロボティクス研究センターでは,力学的見地から人間の動作解析を行っている国内トップランナーの先生をお招きして講演会を開催いたします.本講演会は,大学院講義「機械力学特論」の講義時間内で開催しますが,高知工科大学の学生および教職員であればどなたでも聴講可能です(予約不要).貴重な機会ですので,ぜひご参加ください.
日時:2023年5月15日(月)10:30~12:00
場所:高知工科大学C棟1階 C102
講演1:
講師 高橋 正樹 氏 慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 教授
演題
「人間の非接触動作計測と社会実装の現状とAI活用の可能性」
概要
ロボットの安全技術として開発した人間の非接触計測技術を動作解析に応用し,社会実装してきました.その中で明らかになった課題のいくつかをAIを活用することで解決可能かを試行錯誤している現状についてお話します.
講演2:
講師 竹原 昭一郎 氏 上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授
演題
「機械・人間・感性をつなぐ統合的な解析を目指して
~「使い心地」を分析して製品開発に生かす~」
概要
人がモノを使うときに感じる「使い心地」を,アンケートで調べ,製品の評価や設計に応用する試みは,製品開発の場で広く行われています.しかし,人が感じることの中には,自分でも気づかないものが多くあり,それが「使い心地」に大きく影響することがあります.そこで,モノを使ったとき,人体がどう動き,それがどういう感覚として心に影響するかを調べることで,「使い心地」を分析する研究を行っています.実際にこの方法で製品開発を行った事例も紹介します.